なんぼのもんじゃい

介護疲れから叔父の首を絞めて殺害しようとしたとして、
殺人未遂の罪に問われた

大阪府枚方市の無職女性（４７）

の控訴審判決公判が１９日、
大阪高裁で開かれたそうです。

湯川哲嗣裁判長は

「ベルトで首を絞めたとするには合理的な疑いが残る」

として、
懲役３年、執行猶予５年（求刑懲役４年）とした１審判決を破棄し、

無罪を言い渡したそうです。

湯川裁判長は判決理由で、

「首にベルトを周回させて絞めた場合、本来あるべき首の前後の傷がない」

と指摘。

「ベルトで首を絞めたと認定した１審判決には事実誤認がある」

との判断を示したそうです。

女性は平成２０年４月８日午後７時半ごろ、
大阪府枚方市内の自宅で、

介護疲れから叔父（当時７５）

を殺害しようとベルトで首を締め、
皮下出血など全治２週間のけがを負わせたとして殺人未遂容疑で

逮捕、起訴されたそうです。
これは、供述ではなんと言っていたのでしょうか？

そこが問題だよね。

ただ、裁判のことは別にして、
介護疲れで、殺人未遂などの事件を起こす人の中には
ほんとうに、一生懸命見るからこそ、
行き詰まって事件を起こしてしまったという人も少なくないと思います。


必死になって一生懸命介護をすればするほど
行き詰まるという悪循環ってあるんだよね。

適当に考えていれば、
ストレスもきっと溜まらない。

これって、どうすればこういう事態がなくなるのだろうか？
現在、老人ホームだってどこでも、待機が多くて
かろうじて少ない待機で
入所できるのは、

有料老人ホーム。

それに、老人ホームや介護施設に
入れると言うことは
介護を拒否しているみたいな気がするらしく、

なかなか、
介護する方も決心が付かないそうです。

どうにかしたい。
なるべく、助けてもらえる制度があれば、
全てを利用して欲しいと思いますね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100319-00000584-san-soci